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with,after コロナの園芸療法を考える
新型コロナウィルス感染症が世の中に現れてもう一年以上経ちます。
首都圏はまだ感染者数はそこそこ多いですが、地方などでは人々のコロナに対する意識も
少し落ち着いてきたのではないかと思います。
でも変異種が出てきたり、まだ予断を許さない時期ですね。
もう明日がどうなるか予期できない時代になりました。
世の中の常識が変わり、当たり前だったことが形を変えてしまいました。
一番の変化はビジネスや経済で、コロナ対策でリモートワークの推進や
業務やサービスのオンライン化が著しく進みました。
私の高級造花販売の事業も完全オンライン販売としましたし、対面レッスンも
消毒、換気、ソーシャルディスタンスを保って行うようになりました。
もうコロナ前の事業形態には戻らないと言われています。
最近は「ニューノーマル」という言葉をよく見聞きするようになりました。
ニューノーマルとは?
ニューノーマル(New Normal)を直訳すると「新しい常態」という意味になります。社会に大きな変化が起こり、変化が起こる以前とは同じ姿に戻ることができず、新たな常識が定着することを指します。「新常態」とも呼ばれます。
アイ・ラーニングHPより引用
もう元の世界には戻らないので自分たちが形を変え、安心安全な消費、経済活動が出来るよう、新たな常態を作り出さないといけないということです。
本当に各会社は頭を抱える大変な作業となります。
一年経って、テレワーク、オンライン会議、研修への移行やリモート営業などはすでに常識となってきたのはすごいスピードで変化しているなと思います。
しかし、リモートワークが進み、非対面で事が済んでしまうことも多くなると、何か置いてけぼりにされた「足りないもの」があるような気がしてなりません。
ニューノーマルの園芸療法
園芸療法とは一連の園芸作業を通して心身の機能回復を図る作業療法のひとつです。
園芸療法は私の経験上、身体の機能向上より精神的な心の部分の効用が多い療法だと思っています。
植物に触れるだけで、心が明るくなります。
でも植物だけ触っていれば心が元気になるかというとそうでもないのです。
植物の他に「人との繋がり、会話、笑顔」というコミュニケーションが不可欠です。
人はコミュニケーションを取って自分を認めてもらいたいという欲求があります。
それこそが生きていく上でのモチベーションになります。
なのでwithコロナの中、安心安全にコミュニケーションを取れるよう、
場所、道具、設置花壇、ソーシャルディスタンス、収穫物の調理、活用・・・
そういったマニュアルも全て繰り直しです。
今までの自分がやってきた園芸療法とは一段と気を張って行わないといけません。
でも便利に簡潔に終わる作業も出てくるかもしれませんね。
一番大切にしたいのは、オンラインでも対面であっても、安心安全にコミュニケーションが取れることです。
園芸療法ガーデンをニューノーマルビジネスとして世の中の人に楽しんでいただけるよう手法やアイディアを考えています。
人々が共生する時代となりました。
それに園芸療法ガーデンを当てはめるとワクワクしてきます(^^)
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