自宅庭を園芸療法ガーデンに改造です

今日は花盛りのクリスマスローズに注目です

昨日はやっと自宅庭を園芸療法ガーデンにするための作業を始めることが出来ました。

8年間もほったらかしだったので、雑草ひきや、地下茎でぐじゃぐじゃに伸びまくった植物を整理するのに一苦労でした。

地べたの作業もいつもより早くに膝と腰が痛くなり、加齢を感じずにはいられませんでした(笑)
今日は筋肉痛もしっかりきています(笑)

植物もいろいろ植えてはいたのですが、園芸療法に向く植物、向かない植物を選別し、プログラムに使えそうな植物だけを残しました。
このスペースではアジサイ、コデマリ、ビバーナム、トネリコ、クリスマスローズ、ヘデラ(少しだけ)を残しました。

このクリスマスローズに至っては、8年もほったらかしたのに、何が起こったのでしょうか、
めちゃくちゃ花が咲きました。

これを分析をするに・・・
去年の夏、この横でトマト、ピーマンなどの野菜を植えたんですね。
だからきっとその肥料(リンサン分)を横から吸い取って株に養分を送ったのだと思います。
(リンサンとは、花や実をたくさんつけたい時に使う肥料成分です)

そして花は一番きれいな時期にカットします。
このテクニックを園芸店のお客さんに教えてあげると、皆さん「えーーー!可哀想!!」と
とても嘆かれます。「人でなしー!」と言われたこともありました(笑)
冗談で言われるんですけどね(笑)

カットしたら花バケツ3つ分になりました!
この量にはびっくり!

一番きれいな花盛りに切ってしまう理由は?

これは来年にまた綺麗な花をたくさん付けるために行うテクニックです。
まず最初にお伝えしておくことはこの花に見えている部分は実は「ガク」で花びらではないんです。
花は中心部の雄しべの周りにあります。意外とこれは知らない方が多いですね(^^)

「ガク」の役割は?
つぼみの時に花を包み込み、中を守ります。
花が咲いた後は、花びらを支える役目をしています。

ということでなぜ花を早く切るかということですが、もともと植物の役割は子孫を残していくことです。そのために花後は種を作ります。種を作る時は、株自体がかなりのパワーを使ってしまうのです。

このことから、まだ種を作ってない段階で、早めに花を切って株を疲れさせないようにするのです。
そして花を切った後に、少しお礼肥えというこの時期に与える肥料をあげて、来年に向けパワーを貯めておくようにします。そうすることで来年も綺麗なたくさんの花が咲いてくれるということなんです。

なので種が出来てほったらかしにしておくと、株がパワー不足になり、来年はちょっと期待できない株になってしまいます。

これは他の草花にも使えるテクニックです。

早めに切った花はお部屋で飾って楽しめますから(^^)
そう嘆かないでくださいね(^^)

早く切ってしまう方が株のためです。ここは躊躇なく切ってしまいましょう(^^)

そして切った花は花束に!(^^)
自分のお庭で採れた花を束ねているということが、とても楽しくて嬉しいんです。


ぜひ動画を見て見てくださいね(^^)

そしてラッピングもして出来上がりです(^^)
ラッピングをすると花屋の花束です(^^)

この後、飲食店へ行く予定があったので、お世話になっているオーナーさんにプレゼントさせていただきました(^^)
とても喜んでいただけて嬉しい日となりました。

お花を前にすると無条件に笑顔やコミュニケーションが生まれます。そして誰かにお花をあげたくなるのが不思議です。人に楽しいことをおすそ分けしたくなるんです。
そんな園芸療法ガーデンの楽しさを伝えていきたいと思います。
お庭が変わっていく様子も楽しみにしていてくださいね!

投稿者プロフィール

西野 清子
西野 清子ハーブ&ガーデンセラピーhanatrip 代表
これまでの経験をフルに生かして、
子育て世代の女性を応援します!!