うつの改善にガーデニングがおすすめな理由

最近、私の周りでうつ傾向の人がちらほらいる。アラフィフは更年期の時期や家庭の問題も重なり、うつになりやすいとさてている。

という私も軽度のパニック障害があり、閉塞的な場所や締め付けられるような感覚が特に苦手だ。美容院のケープや歯医者の麻酔もとても苦手だ。


でも植物やメディカルハーブの薬理作用、脳や体の仕組みについてなど、エビデンス(科学的根拠)から学んだことで、自分の不安に対するパニック症状もどういう状況にあるのかということが知れただけで、落ち着くことができ、未然に軽減できるようになってきた。

こんな私の経験も踏まえ、うつ傾向にある方には是非植物を育てたり、お庭の雑草引きからでもいいのでガーデニングをおすすめしたいと思います。

なぜうつっぽくなるのか?

女性はライフスタイルの変化が数年ごとにあります。
家事、仕事、子どもの進学、就職、結婚、親の介護などが同じ時期に来ると誰しもキャパオーバーになってしまいます。

女性は同時に用事をこなすマルチタスクができる生き物なので、ついつい頑張ってこなそうとしてしまい、そして先読みも得意なので、その分不安にも落ちいってしまうということになります。

そんな不安や悩みが続いた状態からうつ傾向になっていきます。

このようなうつっぽい精神状態の時の脳の中はどんなことが起こっているのでしょうか。

うつ傾向を和らげるには、脳の「扁桃体」の働きを理解する

不安になると脳の「扁桃体」が興奮していると言われます。
扁桃体は危険を感受する部分で、例えば原始人が猛獣と出会ったときに扁桃体が興奮して直ちに逃げるか戦うかの指令を出すといった部位です。

画像はベスリクリニックさんよりお借りしました

この扁桃体の興奮が続くと興奮が収まらなくなり、上記例えの猛獣がいなくなった後も恐怖感に支配され不安に苛まれるということが続きます。

これは会社のストレスであったり、持続的なストレスで、脳の警報装置「扁桃体」を鳴らし続けてしまうということになります。不安が24時間も続くとパニックになっていくわけです。

これがメンタル疾患の「うつ状態」ということになります。

つまり扁桃体の興奮を鎮めることが大事

上記に述べた通り、扁桃体の過剰な反応がメンタル疾患の原因の一つなのですが、では扁桃体の興奮を鎮めてあげればうつ傾向を和らげることになるのがお分かりいただけると思います。

ではどうすれば、扁桃体の興奮を鎮めて不安を和らげることができるのか?


園芸療法士の私の経験からも五感を全て使うガーデニングやガーデンセラピーが効果的です。

私は高齢者施設で園芸療法を毎日行っていたのですが、いつもイライラされたり、帰宅願望の強い利用者さんが園芸療法の時間になると、口調も柔らかく表情が穏やかになったり、落ち着いて席に座って植物のワークをされたりということが多々ありました。
同時に激務の介護士さんも「束の間の癒しです」と言ってくださっていました。

この時、植物を通じて五感から扁桃体の興奮を鎮めてくれていたのだと思います。

うつの改善にガーデニングがおすすめな理由

多くの精神科の先生方が「運動する」「睡眠をしっかりとる」「日光を浴びる」ということがメンタル疾患の改善に不可欠だと言われています。化学的研究も進んでいます。

そんな科学的根拠のある「運動」「睡眠」「日光を浴びる」の3つを特に意識せず、簡単にガーデニングで行うことができます。

まず「運動」です。
ガーデニングは上半身下半身全ての筋肉を使う全身運動です。立ち上がったりしゃがんだり、重いものを持ったり、ちょっとした筋トレレベルの運動にもなります。

「睡眠」に関しては、全身を使って作業した日は、程よい疲れでとてもよく眠れます。朝まで起きずにぐっすり眠れることもよくあります。

「日光を浴びる」は、屋外の作業なので必ず日光に当たります。特に朝日を浴びることが大事です。1日の活動の始まりの時間に日光を浴びることで、腸からセロトニンという「幸せホルモン」が分泌されます。

セロトニンについてはこちらのブログを
⬇︎
https://gardenkiyo.com/2021/12/21/serotonin/

このセロトニンが感情のコントロールで重要な役割を担います。

不安を感じたとき、セロトニンが活性化していればすぐに不安を沈静化できます。
つまりセロトニンが弱っているから扁桃体が暴走しやすいのです。

なのでセロトニンを増やすことが重要なので、ぜひ朝にガーデニングをしてみてください。
鉢1つのお世話からでもいいですし、雑草を引くだけでもそこが綺麗になりとても気分が良くなります。
セロトニンMAXです(^^)

そして3ヶ月、6ヶ月と継続できるよう、成長を楽しみながら作業してみてください。
そのうちガーデニングをお休みした日もしっかりセロトニンが出るようになり、不安を感じなくなってきます。
嬉しい変化があると思いますよ。

「運動」「睡眠」「朝ガーデニング」
めちゃめちゃ推しです!

投稿者プロフィール

西野 清子
西野 清子ハーブ&ガーデンセラピーhanatrip 代表
これまでの経験をフルに生かして、
子育て世代の女性を応援します!!