2024年11月10日 2024年11月10日西野清子

園芸療法ではアロマテラピーも活用します

「園芸療法」と聞くと、
植物を育てたり、
土に触れたりすることを
思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん、それは
園芸療法の主たる要素です。

しかし、当スクールではさらに
アロマテラピーを取り入れた
園芸療法も行います。

当スクールの園芸療法ガーデンにも
春になればたくさんのハーブが
芽を出してきます。

↓ガーデンで採れたハーブたち。
ほんの一部ですがいろんな
香りがします。

しかしアロマテラピーといっても
堅苦しいものではありません。

ハーブを収穫した際に
香りをかいで楽しんだり、
ハーブの精油の効用や
使い方を知り、日常生活に
気軽に用いるといった
レベルのことです。

昨日実習に来られた生徒さんも、
レモングラスとバジルを
摘んで持ち帰られました^ ^

レモングラスはリースやしめ縄に
使われるそうです。
その作業途中も、葉の断面から
とてもいい香りがして、
癒される時間となることでしょう。

ハーブを楽しむのに
難しく考える必要はありません。

そしてハーブの香りには、
心身に癒しを与え、
健康を促進する力が
あることをご存知ですか？

ハーブの香りは心身の万能薬

ハーブから抽出される精油
（エッセンシャルオイル）は、
古くから薬として用いられて
きました。

例えば、皆さんがよく
知っているラベンダーの香りには
リラックス効果、
ローズマリーの香りには
記憶力向上効果、

ペパーミントの香りには
リフレッシュ効果など、
様々な効能が期待できます。

↓以下のハーブは
当スクールのガーデンにある
香りのするハーブ達です。
こちらはローズゼラニウムで
バラのような香りがします。

↓セージです。
ちょっとツンとした匂いです。

↓お馴染みのローズマリーです。

↓ユーカリ・グロブルスです。
抗菌、消臭作用が抜群。

↓タイムです。
これもツンとした香りです。

このようなハーブ
（メディカルハーブ）を使った
アロマテラピーは、

香りを嗅ぐことで、
心身のバランスを整える
自然療法といえます。

そこに、園芸療法の
「育てる効果」をプラスし、
さらに植物の力を受け取ります。

園芸療法×アロマテラピーで相乗効果

当スクールでは、園芸療法に
ガーデンでのアロマテラピーを
組み合わせることで、
より効果的に
心身の健康を目指します。

例えば、ハーブを育てながら、
その香りを楽しみ、
クラフト作りや、お料理、
ハーブティーを淹れたりすることで、
五感を刺激し、心身に癒しを
与えます。

↓これは自宅庭にある
エルダーフラワーで、
後ろの白い花をハーブティーに
します。甘い香りで
リラックス効果があります。

ハーブティーを飲む時も
いい香りを楽しめるので、
アロマテラピーと言えますね(^^)

アロマテラピーは、
いい香りと感じることで
自律神経のバランスを整え
リラックス効果が期待できます。

自律神経が乱れると、
不眠、不安、消化不良など、
様々な不調が現れます。

こんな時はハーブや精油を
積極的に使っていくことを
おすすめします。

病気を未然に防ぐ

アロマテラピーを用い、
心身のバランスを整えることで、
免疫力が高まり、
病気に対する抵抗力も
アップします。

これからの季節、
風邪やインフルエンザなどの
感染症予防にも効果が期待
できます。

私はハーブティー生活を始めて
2年になるのですが、
風邪もインフルエンザにも
かかっていません。
もちろんコロナもです。

これはハーブの有用成分の力と
確信しています^ ^

当スクールでは、
ハーブを用いた園芸療法と
アロマテラピーを通して、
心身ともに健康な生活を
送っていただきたいと考えています。

そして、この植物の力を学び、
自分自身はもちろん、
周りの方の心と体の健康に
貢献していきましょう！

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