今日は我が家の庭で栽培していた落花生をやっと収穫することができました。5月に種まきし、途中、カラスに狙われましたが、防鳥ネットも張り、去年のように全て実を食べられることなく、無事、たくさんの収穫ができました。
去年の失敗があったこそ今年の成功に繋がったのだと思います。
今年気をつけた栽培方法として、2つあります。
1つ目は、最初の土作りで苦土石灰をしっかり混ぜたことです。
土の中に石灰が不足すると、「空さや」といって、収穫できたけどさやの中が空っぽということも出てきます。これにはガッカリですよね。なので、土づくりの時には苦土石灰をしっかりすき込んでおきましょう。
2つ目は、最初に土の中に入れておく肥料(元肥)と、途中の肥料(追肥)で、窒素分(葉っぱの成長を促す成分)を、たくさん入れないということです。窒素分が多いと「つるぼけ」といって、葉っぱばかりに栄養がいき、葉ばかりが成長してしまい、花が少なくなって、その結果実が少なってしまいます。
主にこの2点を気をつけ、あとは忙しい私にもほったらかしで簡単にできました。
私は、これからのガーデニングは「簡単」「誰でもできる」というところがキーワードかなと思っています。
このご時世、お仕事を持っておられる方も多いですし、植えたのはいいけど、しょっちゅうお世話が必要で、枯らしてしまったということは悲しすぎますからね。
上記のようなコツを少し知っておくだけで、うまくいくんですよ。
しかし、ほったらかしの我が家の落花生もたくさん実がなってくれ、本当に嬉しかったです。
収穫には普段味わえない大きな喜びがあります。
家族や子どもが驚いたり、喜んだり、気持ちが上がったり・・・そんな反応の一つ一つが落花生を作ったものとしては、とても嬉しいのです。
本当に栽培してよかったなと思います。
友人にもたくさんできたことを伝え、収穫時の映像も見てもらうと、その落花生の数と、さやのなり方を見て驚き、「すぐ食べたい!」と、興奮されていました。(笑)
動画だけでこんなにワクワクし、テンションが上がるなんて、改めて植物の力ってすごいなと思います。
実際収穫してみたら、引っこ抜く感覚とか、めちゃくちゃ落花生がついていたら、本当に楽しいですよ(^^)
そして収穫した落花生は10日ほど天日に干します。
収穫してすぐの落花生を塩茹でして、すぐに食べても甘くて最高に美味しいんですよ。
とてもビールが飲みたくなります。
これは収穫した人にしか味わえない喜びですね。
この落花生を使った植物プログラムは、高齢者施設などの園芸療法ではテッパンのネタでした。
私も園芸療法士として高齢者施設に勤務していたときは、落花生プログラムで本当に喜んでいただきました。
五感全てを使い、認知症予防にもなりますし、昔懐かしいと記憶も自然と蘇ってきます。
本当にプログラム中は皆さんテンションマックスでしたよ。
落花生の種を植えるだけで、こんなに人々の気持ちが明るくなるなんて、「魔法の茶色い粒」ですよね!
是非ご家庭でも子どもさんやご家族で栽培して楽しんでみてはいかがですか?
落花生の実の成り方は、本当にびっくりですよ!
ベランダでプランターを使ってでも簡単にできますので、是非観察も兼ねて育ててみてくださいね。
どうせなら育てて楽しい、育てて美味しい植物を植えたいですよね。
落花生はまた来年の春に植え付けです!
お楽しみに(^^)
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