昨日のブログにも書きましたが、私の住んでいる広島市は昨日、春の嵐で大型台風並みの強風が吹きました。
ハーブガーデンの方も風で心配ではありましたが、まだ植え付けたばかりで草丈もまだ低いので、倒れたりはしないだろうと油断していたら、今朝ガーデンを見てみると、見事にエルダーフラワー、フェンネルの茎や葉が折れていました。
そしてその横に植えてある、コモンマロウはかろうじて折れてはいませんでしたが、なぜかぐったりしおれていました。
昨日は大雨だったので水切れを起こしているのではありません。
私はピーンときました(;ω;)
目次
植え付け後すぐしおれてしまったら・・・
コモンマロウは直根性の根っこをしており(主になる根が1本真っ直ぐ下に伸びていくもの)、強風で株がかなり横揺れし、根っこがぐらついて、中で根が折れたか、痛んだんだと思います。
この直根性の根っこは、横にもじゃもじゃ広がっていく根っこの植物とは違い、根っこが一度折れたり傷ついたりすると、根は1本なので、かなりのダメージを受けます。
なので、ぐたっとしおれていたのです。
こうなると、悲しいですがもう元には戻りません。
ハーブの植え付け時は根っこに気をつけよう
ハーブにはこのような直根性の植物が意外に多いです。以下のようなものがあります。
・レモングラス
・コリアンダー
・ボリジ
・ナスタチウム
・チコリ
・フェンネル
・コリアンダー
・カレンデュラ
など、セリ科、アオイ科、マメ科、アブラナ科の植物や根菜類に多いです。
直根性の植物は、できればその植え付ける場所で種を蒔いて、場所を変えずに育てるか、苗を買ってきたら土を崩さずそのまま植えるかにしてください。
植え付けてすぐに、原因不明で苗がしおれてダメになったという場合は、この直根性の植物で、根を痛めてしまっていたということがあるかもしれません。
初心者の方は、黒ポットから出して土を全部落としてしまう方がいらっしゃいますが、それはやめておきましょう。直根性ではない植物でしたら、根っこをある程度触っても大丈夫です。
これも豆知識として覚えておいてくださいね(^ ^)ガーデニングにはうんちくが山ほどありますが、これを知ることで、失敗もかなり減らせますよ(^^)
嵐には気をつけましょう(笑)
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