もう6月も終わりで、明日から7月です。
いよいよ真夏に向かって植物の管理も大変になってきます。
そんな暑い時期も園芸療法は手を替え品を替え行ってまいります。
毎週、生徒さんも講義にお越しくださり、しっかり気づきと学びを得てくださっています。
今日も生徒さんにいただいたアンケートの回答をご紹介いたします。
●本日の6回目の講義を受けた率直な感想をお聞かせください。
・・・これまで知らなかった準備がこんなにされていたんだと思いました。園芸療法コーディネーターとしてのプロの業務の手順を学ばせていただきました。実践でしか役立てない知識で、是非活かしてほしいという先生の本気度が感じられ、身の引き締まる思いでした。
●本日の講義内容で参考になった点や、今後活かしたい点をフィードバックしてください。
・・・実際、園芸療法コーディネーターをしていくなら欠かせない知識を学ばせていただきました。プログラム計画表の作成方法やプログラム評価表。また利用者さんをよく観察し、注意を常に払う。大切さ、安全を第一に気を巡らす必要性。常に頭に入れておきたいと思いました。
●あなたのお仕事で園芸療法の学びや知識が活かされそうな場面はありそうですか?また、その場面はどのような時ですか?
・・・グループホームというフィールドの中でプログラムを組み立て、実際繰り返し実践してみようと思いました。
グループホームの中でのリビングを利用して、クラフト、押し花、フラワーアレンジメントやリース作り、野外では花壇の共同作業での土作り、種まき収穫を一緒に行うことによってプログラムの実践ができると思ってます。
また、プログラムを組み立てる時には、グループホームの管理者やサービス管理者に目を通してもらい、プログラムの調整をしていったり、プログラム評価表でフィールフィードバックしていくこと。
このような下準備をすることによって、プロの園芸療法を実践してることになると思うので、学んだ知識を行動によって生かしていきたいと思います。
いつもしっかりアンケートを書いてくださり、ありがとうございます。
今回は「園芸療法プログラム設計手順」という内容の講義でした。
園芸療法を実践する際に、入念な計画が必要です。
まず、園芸療法を行うにあたって、一番気をつけるべき点は、目の前の参加者さんの「安全」です。
園芸療法で作品作りばかりに気を取られていると、思わぬ事故や怪我があります。
事前にしっかり事故や怪我を想定し、それを防ぐ安全対策を考えることがプログラムを作成する際に一番大事なことです。
どなたも怪我や事故なく、その時間を楽しんでいただけるよう入念にチェックをします。
園芸療法の学びは、植物の育て方や作品のレパートリーを学ぶことだと勘違いをされていらっしゃる方が多いですが、それ以上に私たちがいつも念頭に置いておかなければならないことがあります。当スクールではそのような「現場で必要な園芸療法」をお教えしています。
植物の知識は後でついてきます。まずは園芸療法コーディネーターとして、参加者さんの満足度の高い時間となるよう、実践的な知識を身につけましょう!
現場を知り尽くした講師による、現場で必要なことをギュッと詰め込んだ、園芸療法コーディネーター養成コースです。
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