「フラワーアレンジメントのような花だけを扱う作業と、土をいじる作業とではセラピー効果は変わりますか？」の答え

只今、園芸療法コーディネーター養成コースの３月生さんの講義が始まっています。

そこで、モニター生さんには毎回の講義の後に、フィードバックを兼ねてアンケートをいただいております。

今日はS様のアンケートのご回答を掲載させていただき、その中のご質問にお答えしたいと思います。

いつもしっかり学んでいただきありがとうございます(^^)

この一番最後のご質問、「フラワーアレンジメントのような花だけを扱う作業と、土をいじる作業とでは、セラピー効果は変わりますか？」にお答えします。

【答え】
セラピー（癒し）効果としては変わりません。どちらの作業もとても癒し効果はあります。
人それぞれ、自分の好きな作業の時間はとても気分がいいものです。フラワーアレンジメントが好きな方でしたら、その時間が最高の癒しですし、土いじりが好きな方はそれも最高の時間だと思います。

ですが園芸療法（心と体の調子を元のよい状態に回復させる）としては、私の私見ですが土を扱う一連の園芸作業の方が、より心と体への影響が多くもらえるかと思います。

園芸療法の講義の中でもお伝えする、精神的効用、身体的効用、社会的効用というような園芸作業がもたらすたくさんの効用を得ることができます。

フラワーアレンジメントで、買ってきたお花を活けるだけより、自分たちでお花を作ってみる（育て収穫する）ところからやってみてはいかがでしょうか？

↓こちらは昨年、当スクールの園芸療法ガーデンで採れたお花やグリーンで作ったアレンジメントです。
今あるお花たちでどういう風に活けようか考えるプロセスが脳を働かせることになります(^^)

自分で育てた花を収穫し、フラワーアレンジメントにする喜びは、他にはない喜びとなります。

ぜひ皆さんも「育てる」ところから楽しみ、療法レベルの癒しを感じてみてください。
園芸療法ガーデン、全然簡単ですよ！

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