園芸療法の有名な先生に教わっても1円も稼げない

先日、園芸療法コーディネーター養成講座の2月生も満席となり、また新たな生徒さんがお越しくださり、とても嬉しく思います。

以前は、園芸療法がどんなものかを学んでみたいという方が来られることも多かったですが、最近は特に、園芸療法を学んで、何かお仕事に繋げたいという方が多く来られます。

私がお役に立てるのは後者の方なので、このような希望を持った方に選んで来ていただけることはとても光栄なことと思います。

先日ご受講を決められた生徒さんは、他の園芸療法スクールと当スクールのどちらで学ぼうか検討されていたそうで、事前の個別面談で当スクールの強みや他のスクールとの違いをご説明させていただきました。

いろいろカリキュラムなどもご検討されたと思うのですが、最終的に当スクールのコンセプトやカリキュラムの内容が、生徒さんの目的と合致して選んでいただけたのだと思います。

お話をお聞きすると、検討していたもう一つのスクールは、園芸療法の学校を卒業された有名な園芸療法士さんが行われているとのこと。
そして、そちらのスクールは高齢者施設で実習をしたり、お年寄りに向けた園芸療法を学べるようでした。

しかし、こちらの生徒さんは、今のご自身のお仕事に価値をつけるために園芸療法を学び、数年後にはこのお仕事で独立も考えておられるとのことで、高齢者向けの園芸療法を学ぶのはちょっと違うのかなと思われたのだと思います。

私は生徒さんの選択は大正解だったと思います。

これは高齢者さんに向けた園芸療法がどうということではなく（私も高齢者さんの園芸療法をやってきて大好きな仕事でした）新たにご自身で園芸療法のお仕事を作っていきたい方が、介護向けの園芸療法で植物と園芸プログラムを学んだところで、新しい仕事が作れるとは思えませんし、稼ぐことなんてほぼ無理でしょう。（稼ぐということはもっと他に学ぶことがあります）

もし、うまくいっても高齢者施設で勤めさせてもらうくらいでしょう。
そうすると介護職員さんと同じレベルのお給料水準でしょう。
そもそも園芸療法士として就職先もほとんどありません。（私は本当にラッキーでした）
今、私の住んでいる広島は、園芸療法士の求人なんて全くありません。

これは実際に私が園芸療法士として介護施設に勤務した経験があるので言えます。

休日も、毎日行っていた園芸療法プログラムの材料集めにダイソーをはしごしたり、山に材料となる植物を採りにいったり、休み返上で準備をしていました。
このような毎日を送っていたのに、ぶっちゃけお給料は手取りで１１万円程でした。
これでは、休日も無く、お金的にもモチベーションは上がらず、この職を長く続けることは難しくなります。

ちょっと話はそれましたが、高齢者を対象とした園芸療法を学んでも、このようなお仕事として満足のいく対価はもらいにくいのが今の園芸療法業界の現状です。

そもそも園芸療法士として就職先もほとんどありません。（私は本当にラッキーでした）
今、私の住んでいる広島は、園芸療法士の求人なんて全くありません。


なので、私たちスクールを運営するものとしては、園芸療法を高齢者に向けてだけではなく、あらゆる年代の方を癒すことのできる、新しい「サービスとしての園芸療法」を体系立て、リリースしていかなければならないと思っています。

すなわち、しっかり対価のいただける、稼ぐことのできる園芸療法にしていかなければ、今後園芸療法がボランティアレベルで、一向に園芸療法士がちゃんと生計を立てられる職になっていかないと思っています。

私はこの部分を危惧しています。
植物で人々心と体を癒す人がもっと増えると、世の中も少しは優しくなっていくと思いませんか？
本当に理不尽なひどい犯罪など無くなって欲しいです。

園芸療法がしっかり仕事として成り立つと、社会に必ずいい影響があると信じています。

なのでお仕事にできる園芸療法をスクールでお教えし、当スクールから、各方面で活躍する園芸療法コーディネーターさんを輩出していきたいです。

園芸療法の植物うんぬんかんぬんを学んだだけでは1円も稼ぐことはできません。
園芸療法の学びプラス、園芸療法が世の中の誰を救うことができるのかをしっかり考え、そこに向かってサービスを作り、サービスを広め、集客し、それで初めて対価が得れます。

高齢者対象の園芸療法を学ぶだけだと他の現場で潰しが効きません。園芸療法が介護業界のものというイメージしかないのがもうやばいです。古いです。

これからの園芸療法はおしゃれなセンスも必要ですし、「魅せる」という意識も必要です。

介護施設の利用者さんも華やかなバブル期を経験した方々も多くなってきました。
そのような方々に、経費削減ばかり考えた、家の余り物（牛乳パック、ペットボトルなど）をかき集めて作るようなチープな作品では全く喜んでもらえなくなるでしょう。ハイって渡されても「誰がこんなんいるねん！」って思います。
そんな作品で植物の癒しを〜なんて言っているのはこちらのエゴです。

「本物」でなければ満足してはいただけなくなります。

これからの園芸療法はしっかり対価をいただけるよう、「サービス」にしていきましょう！

当スクールはそのようなことをお教えしています。

無料個別相談も随時行っておりますので、ご質問でも大丈夫ですので、公式ラインよりお気軽にお申し込みくださいね！

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●園芸療法コーディネーター・モニター満席御礼
2月生で一旦募集は終了しました！（再度募集時はモニター受講料を改定させていただきます）


これまでたくさんのお申し込みありがとうございました！

モニター募集が終了した後は、通常価格で募集しております。


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