園芸療法で使う植物の選び方・５選

園芸療法で使う植物は、一般のお庭の植物と少し違う点があります。
一般のお庭の植物は、自分の好きな植物だったり、眺めてかわいいや、綺麗という、色やデザインを重視したか選び方になると思います。

それに対し、園芸療法やガーデンセラピーの庭では、デザインの優先順位は低めで、以下の5つの点が優先になります。


①季節感を楽しめるもの
　　花の時期は短いですが情緒があり、よく人に知られている植物を選びましょう。
　　季節感のある庭は時間感覚を覚醒させてくれます。

②五感を刺激するもの
　　視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を使って楽しめるものを選びましょう。
　　草木が風になびく音や、手触りの良さも園芸療法やガーデンセラピーには重要です。

③食べられるもの
　　食べられる植物を庭に取り入れる事で、よりお庭の植物に愛着をもつことができ、気持ちのモチベーションアップや
　　栄養面で健康増進にも役立ちます。

④思い出のあるもの
　　幼い頃の思い出や身近に育てたことのある植物を選びましょう。手入れなどを際に湧き上がる感情も特別なものと
　　なります。思い出話にも花が咲きます。

⑤毒性のあるものを避ける
　　植物から出る汁や液でかぶれたり、毒性のあるものを食べてしまったりすると取り返しのつかないことに
　　なりかねません。園芸療法の庭は収穫して食べる事も多いので、間違えては危険です。
　　十分に注意しましょう。

あとは、「作業のしやすいもの」や「病害虫に強いもの」などもあります。

園芸療法やガーデンセラピーでは植物の癒しの力をもらい、心身の健康を維持することが目的です。
なので、ひとの五感にがんがん訴えかけてくれるものを選んで植えていきます。

当スクールの園芸療法ガーデンでは手入れの簡単なメディカルハーブや、
収穫が楽しめる野菜、フラワーアレンジなどが楽しめる切り花になるお花などを主に植えます。

今はガーデンデザインなどは二の次です。

でも植物はそこにいるだけで、周りの植物と調和を取ろうとsて、自然に馴染んだ風景になってきますので、
あまり心配しなくてもいいと思います。

とにかく、「植物を活用して楽しむ」という目的を忘れずに癒しのお庭を作ってみてくださいね。

具体的な植物に関してはブログやインスタでもご紹介していきたいと思いますので、チェックしてみてくださいね。

さて！３/15のスクール開校までに、着々と準備をしております。
いまからビニールハウスを建てたり大変ですが、みなさん楽しみにしていてくださいね(^^)

このガーデンが園芸療法を学びたい方の学びの場になるよう、頑張ってまいります！

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