園芸療法プログラム(1)「ジャーマンカモミールの摘み取り」

今日はインスタグラムで園芸療法プログラムを投稿しましたが、インスタグラムの投稿記事では、意図も含め、全てをお伝えできないので、ブログで補足していきたいと思います。
今日は園芸療法プログラムとしての「カモミールの摘み取り」作業を投稿いたしました。

園芸療法プログラム(1)「ジャーマンカモミールの摘み取り」

ジャーマンカモミールといえば、リラックスできるハーブティーとしてよく知られています。

このジャーマンカモミールの花を摘み取っていく作業を行なっていきます。

【手順】
①ジャーマンカモミールの花を摘み取ります。
②水を入れたボウルの中に花を入れ、汚れを落としていきます
③汚れが取れたら、ざるにあげ、キッチンペーパーなどの上に広げ、風通しのよい半日陰の場所で乾燥させます。
④乾燥ができたら、ハーブティーにしていただきます。

【作業の主な効果】
①嗅覚の刺激
 リンゴのような爽やかな香りが気分をリラックスさせてくれます。
②指先の運動
 指先を動かすことで脳の血流が上がり、認知症予防になります。
③座位姿勢の維持
 歩行時のバランス感覚の向上や、寝たきりを防ぐ筋力を維持するにも効果的

また、そのほかにも、ジャーマンカモミールのハーブティーを飲用した時の効果として
・高い鎮静効果があり、ストレスによる疲れや緊張をほぐします
・就寝前に飲むと、入眠がよくなります
・胃の調子を整える健胃効果があります。
・冷え性や生理痛などの婦人系の悩みあ

などがあります。
高齢者、子どもさんにも安心のハーブティです。ミルクを入れてミルクティーにもできます。

このように、とてもシンプルで簡単な作業ですが、対象者さんにはとても心身へのよい影響のある作業といえます。

いくら手の込んだ園芸プログラムを行なっても、準備も大変ですし、作業中も作業を遂行することで頭いっぱいになり、流れ作業になり、楽しめないこともあります。

手の込んだプログラムでなくてもこのように効果的なプログラムはたくさんあります。
私、西野の現場経験から、「継続できる無理のない園芸療法プログラム」で、対象者さんに楽しんでリハビリしていただき、生きがいとなる活動にしていただけたら嬉しく思います。

今後も楽しく無理のない、続けられる園芸療法のヒントを発信していきます^^

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジャーマンカモミールの育て方はこちら
⬇︎
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-542/target_tab-2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【西野の想い】
私は園芸療法士時代に、たくさんの施設で園芸活動や園芸療法が立ち消えていく様を見てきました。

そして自身の、園芸療法プログラムを毎日実践した経験から、園芸療法を続けていくことの大変さも知りました。
でもせっかく、対象者さんのために取り入れた園芸活動、園芸療法なのですから、ぜひ継続していただきたいと思っております。

病院や施設で園芸療法が継続できない原因はたくさんあります。
その原因をなるべく排除できる、継続できる園芸療法のノウハウをお伝えしていくことが私の役割だと思っています。
そして、園芸療法が対象者さんの生きがいになったり、心身の機能回復や、癒しになれれば大変嬉しく思います。

引き続きインスタグラムとこちらのブログ、新たにツイッターでも発信していきたいと思いますので、ぜひフォローいただけたら嬉しく思います。
新たに園芸療法用の公式ラインアカウントも作りましたので、そちらにもご登録いただければまた情報を送らせていただきます。
ただいま、【園芸療法で大活躍の植物10選】のPDFもプレゼントしております^^

園芸療法アカウント登録・プレゼントの受け取りはこちらから
⬇︎
https://lin.ee/yd0MnkQ

投稿者プロフィール

西野 清子
西野 清子ハーブ&ガーデンセラピーhanatrip 代表
これまでの経験をフルに生かして、
子育て世代の女性を応援します!!