このゴールデンウィークにガーデニングデビューをされる方も多いのではないでしょうか。そしてどんどん夏に近づくにつれて、大変になってくるのが水やりです。
ここ10年くらいで日本の夏も過酷になり、夏に植物を育てるのも大変になってきました。1日の水やりも一回では間に合いません。夕方には土がカラカラに乾いて、植物がしおれていることもあります。
夏場の水やりの頻度が増えると、何かと忙しい方は大変になってきます。そして水やりに困っている方に夏場の水枯れ問題を少しでも解決できる方法が2つありますのでお伝えしたいと思います。
まず
一つ目は、炎天下を避け、鉢を風通しの良い涼しいところや半日陰に移動することです。夏場は半日陰でも十分な光量はありますので、午後から少し半日陰に移動してみてください。
これだけでも土の渇きが少しマシになります。朝10時頃から移動してみてください。それまでは朝日をしっかり植物に当ててあげたら大丈夫です。そして午後からの西日には要注意です。
今の殺人的な西日は植物をダメにしてしまいます。ですのでなるべく直射日光が当たらないように日陰を作ってあげると良いです。日陰がない場合は遮光ネットなどで日陰を作ってみてください。
二つ目は土を水持ちのよい土を使うということです。土づくりは植え付けの時にすでにしておかないといけない作業なのですが、もう植えてしまった方は次からの参考にしてみてください。
ではどんな土が夏のガーデニングに向いているのかというと、「赤玉土」と「腐葉土」を使うことです。
赤玉土7:腐葉土3の割合でブレンドした土が、水をしっかり保持してくれるので、とても適しています。
元々、ガーデニングに適した土でもあります。
下の画像が赤玉土の中粒です。(苗などを植えるときは中粒でいいです)一粒が1cm前後の塊で、この1粒1粒が水をしっかり吸収して長時間水を保持してくれます。
一方、下の画像の「花と野菜の土」は土ほとんど入っていなく、腐葉土や木くず、ヤシがらのようなものでできています。土が入っていても少量で、1粒1粒がとても小さく砂のようなので、ほとんど水を保持してくれません。
こういったことからホームセンターで特価で売られているブレンドされた土「花と野菜の土」はすぐに乾いてしまう土なので夏のガーデニングには特に使わない方がいい土です。安いからといって買わないでください。
「花と野菜の土」を使わない方が良い理由はまた後日に詳しくご説明したいと思います。
初心者ガーデナーの方はこのブレンドされた土を買いがちですが、これからは赤玉土と腐葉土を混ぜて土づくりをしてみてください。結局その方がコスパ的にもいいんです。(あまり知られていない)
赤玉土、腐葉土で土づくりをすると、夏の水やりが楽になり、枯らすことなく、心も折れず、どんどんガーデニングが楽しくなりますよ(^^)
水枯れしない土づくり、お試しあれ(^ ^)
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