社員のメンタルヘルス向上に園芸療法を取り入れる

今日は、園芸療法コーディネーター養成コースのモニター枠でお申し込みくださった生徒さんの第1回目の講義がありました。

こちらの生徒さんはメーカーの人事部でキャリアコンサルタントとして勤務されておられます。

そしてこの度、社内の社員さんのメンタルをサポートで、園芸療法を取り入れ、役立たせたいと学びに来てくださいました。

園芸療法は現在、リハビリとして介護施設や、病院などで行われていることが多く、対象者も、高齢者の方や、身体が不自由な方、というイメージが強いのではないでしょうか。

でも、こちらの生徒さんの考えておられるように、園芸療法は今や、企業、学校、保育園、地域のコミュニティ、サークル、刑務所など、さまざまな場所や、対象者さんに向けて行われています。

植物の癒しの力は誰にでも平等ですから、万人が対象者ともなります。

リハビリとしての植物活動でなければ園芸療法ではない、ということもありません。

お花をお部屋に持ち込んで1輪飾るだけでも、とても新鮮な気分になり、前向きな考え方ができたりしますよね。

このように、心が踊るような気持ちになったのでしたら、それは植物から力をもらったということです。

立派な園芸療法であり、ガーデンセラピーです。

生徒さんはもうすでに、会社の広い植え込みにラベンダーやお花を植えられ、それを摘み取って、車内に飾られたり、社員さんにお持ち帰りいただいたりされているそうです。

そして皆さんにとても喜ばれているそうです。少しお花を飾るだけでも、たくさんの方が反応してくださることが嬉しいとおっしゃられ、本当に尊いことだなと、感動いたしました。


こちらの生徒さんのように、会社で園芸療法を取り入れるというのは、社員さんにとって、心の休まるひとときになることでしょう。

そしてコミュニケーションも生まれることから、信頼関係も深まり、業務にも良い影響があるのではないでしょうか。

このようなところに目が向く生徒さんを、私も一生懸命応援させていただきます。

投稿者プロフィール

西野 清子
西野 清子ハーブ&ガーデンセラピーhanatrip 代表
これまでの経験をフルに生かして、
子育て世代の女性を応援します!!