ウェルビーイングな世の中に•••というけれども【園芸療法エッセイ】

さて、今日はいよいよタマネギの収穫をしてきます(^^)来週明けに生徒さんと収穫するつもりでしたが、かなりの確率の雨予報なので、残念ですが断念です。

もうすでに収穫時期が過ぎているので、今日私一人で収穫したいと思います。




タマネギはほぼ100%成功です。
ちょうどいい大きさの玉になり、先日試し堀りしたタマネギを焼き、バターとお醤油で味付けすると、甘いばかりの格別の味でした。

こんな収穫したばかりの甘くて美味しいタマネギはそうそう売っていないでしょう。

この瞬間のために何日もガーデンに通い、雑草を引き、お世話をします。
このような自給自足の生活もとても憧れます。

現代は適度なアナログとデジタルの割合で生活できたら本当に満足度の高い暮らしができそうです。

そして、早朝にYahooニュースでこんな記事を見ました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6502041

高齢者の定義を5歳引き上げないかということで論議されたそうだ。
これは国民の健康寿命が長くなっていることを踏まえ、岸田首相は「誰もが活躍できるウェルビーイングの高い社会を実現しないといけない」と強調したそうだ。

そして性別や年代を問わず、希望する人が働き続けられるよう、リスキング強化の方策を6月ごろに策定する経済財政運営の基本方針「骨太の方針」に盛り込む考えを示したそうだ。

この記事に関して、ここで私的見解を述べるつもりはないですが、まあ近い将来、日本では、物価の高騰などの生活全般の問題、年金受給額や介護保険料の値上げなどで、定年退職後に働くことが当たり前になると思いますし、大袈裟ではなく一生働き続けないといけない世の中になっていくでしょう。

「高齢者」と言いますが、何歳からを高齢者というかご存知ですか?それが65歳以上です。
さらに「後期高齢者」は75歳以上とされています。

ですが、老化や加齢による変化は個人差が著しいため、老人福祉法などの法制度では「老人」や「高齢者」の年齢に関する定義はないとのことです。

実際そうですよね。
80歳になっても、いつまでもしゃんしゃん体が動き、頭の働きも衰えていないという高齢者の方もたくさんいらっやします。

私も高齢者施設で園芸療法士として働いていた時に、100歳で何の介助も必要としない、私より記憶力にいいスーパーおばあちゃんがいらっしゃいました。花の名前を年々忘れていく私の方が高齢者だったようにも思います。

ということからも高齢者といってもその方それぞれの状態でかなり老後の生活も変わっていくと思います。

令和の時代の高齢者の方は、昭和時代の高齢者に比べマイナス10歳くらい若いと言われています。
生活が豊かになり、様々な人生の楽しみ方があるので、日々の充実感も増し、それも納得のところです。

記事にもありますが、「ウェルビーイング」という言葉もこのところよく耳にするようになりました。

「ウェルビーイング」とは健康とは単に疾病がない状態ということではなく、肉体的、精神的、そして社会的に完全に満たされた状態にあるということです。

このようなことを今回岸田首相はおっしゃったそうです。
本当にこんな世の中になればいいですよね。夢のような社会です。

このような書き方をすれば、半分諦めているふうに聞こえると思います。
日本自体がウェルビーイングな国に世の中に変わるのは、私が生きているうちではないと思います。

ですが、個人個人で肉体的、精神的、社会的に満たされるように、今から対策をとるということはできると思います。

この部分の私的見解は、やはり一生働かないといけないという現実は来ると思います。
しかし働きたくても何らかの病気や体のトラブルがあると働けません。

体だけのことではありません。心の問題もです。心と体は繋がっています。どちらかが不健康であれば傾いてしまいます。こうなると人生計画も途端に狂ってきます。

高齢者になってからウェルビーイングと言われても、もう時すでに遅しなこともあります。
今のうちからしっかり心と体の健康を意識し、いつまでも無理なく働ける状態をつくっておくことが先決です。

しかし、出来るお仕事も限られてくると思います。高齢者になりやりたい仕事を見つけることも困難です。

お給料の面を考えると体に無理がきますし、体のことを考えて働くと収入がほとんどないなど、自分の希望に沿うことは難しいでしょう。

なので、私は子育てが終了して、自分の人生に注力できるようになったら、10年、20年先の自分をリアルに想像し、それに向かって準備をしていこうと強く言いたいです。

私は、仕事があり、いつまでも収入があるとメンタルが安定すると確信しています。
世の中の不安のほとんどが、収入が少なくなり生活が困難になることからきていると思います。

私は「自分の仕事を持つ」ということが、社会不安を少しでも減らすことに繋がると思っています。

今、リスクなくできる将来への投資をしっかり考えていきましょう。

あなたの持っている経験知識をさらに活かせるようスキルを磨き、行動できるモチベーションとなるものに最大の投資をすることが、今の得策だと考えます。

私も10年、20年後と言わず40年後の90歳になっても園芸療法士として第一線で活躍したいと考えています。

必ず叶えます。

皆さんも私と一緒にウェルビーイングを叶えましょう(^ ^)




















投稿者プロフィール

西野 清子
西野 清子ハーブ&ガーデンセラピーhanatrip 代表
これまでの経験をフルに生かして、
子育て世代の女性を応援します!!