2024年11月19日 2024年11月19日西野清子

園芸療法が「活かせる」お仕事発掘！

昨日は、生徒のTさんが、
園芸療法コーディネーター
JOBコースの全8回の講義を
修了されました。

こちらのTさんはまず
園芸療法コーディネーター
養成コースに入られた時点から
園芸療法を用いたお仕事を
立ち上げたいという希望で
受講をされました。

その時は、植物のお仕事経験や、
有効な資格もほとんどお持ちでは
なかったのですが、

そこからかなり頑張られて、
とても難しい「グリーンアドバイザー」の
資格を取得されました。
私はそのやる気に感銘いたしました。

そして養成コースを修了されると、
すぐ次の段階のJOBコースへと
進まれました。

このJOBコースでは
植物のお仕事を希望しているかたへ
お仕事構築のお手伝いを
させていただいています。

生徒さんのこれまでの経験やスキル、
どのような人生を送ってこられたか
などをしっかりヒアリングし、

そこから生徒さんしかできない、
生徒さんしか語れない
領域を見つけ出し、
仕事を作り出していきます。

Tさんは車椅子を使用し
生活をされていらっしゃいます。

車椅子ユーザーとして
誰にどのようなお役立ち事が
できるか、一緒に考えました。

そしてやはり同じような境遇の方の
希望や願望を少しでも叶えて
差し上げられる園芸療法サービスを
しようということになりました。

これはTさんしかできない
サービスです。
お客様の気持ちを誰よりも
わかってあげられるのでは
ないかと思います。

これから頑張って
いただきたいと思います。
応援しております( ◠‿◠ )

Tさんのブログはこちらです( ◠‿◠ )
JOBコースではビジネスブログを
学び、今後もしっかり想いを
発信していきます。
是非お読みいただけたら幸いです。
↓
https://ameblo.jp/kingyo15/page-3.html

園芸療法単体ではお仕事にすることは難しい

私自身も園芸療法士として
お仕事をさせていただいていますし、
もともと造花の花屋をしており
今も営業させていただいて
おります。

ですが、
園芸療法のお仕事だけでは
対価をいただき、お仕事と
することは難しいように思います。

ボランティアで園芸活動を
やっておられる方が多いからです。

私も園芸療法の現場に
身を置いてつくづくそう思います。
高齢者施設や病院で、
園芸療法にどーんとお金を
かけてやろうというところは
ほとんどありません。

お金をかけたところで、
1円も儲けにならないからです。
施設の集客にがなると思いますが・・・

なので介護職員さんが
レクリエーションの一環で
行ったり、園芸福祉士などが
ボランティアで入っていたりするのです。

そこにはほとんど賃金、
報酬は発生していません。
これが現実です。

私はボランティアではなく
しっかりお仕事として
入らせていただいております。

この違いはなんだと思いますか？

それは「付加価値」を
つけているからです。

自分の今までの経験、
スキルなど自分しかできない
お仕事を構築しているから
なのです。

ボランティアとは区別し、
しっかり対価をいただける
お仕事です。

私を例に出すと、
生花店、園芸店勤務経験、
ガーデン施工、高齢者施設勤務中に
園芸療法の立ち上げを行うなど、

植物仕事30年の経験から、
さまざまな施設、病院の
状況に合わせてアドバイスや
園芸療法が行えます。

そして造花の花屋では、
無機質なものに「命」を
感じさせるというコンセプトで、
園芸療法士が造花でも
人々の心と体を癒していくことを
目指しています。

これが付加価値です。

そして、同じサービス、
商品の中から、
どうせ依頼するならこの人が
いいよね！と選ばれるような、

お客様に価値を感じて
いただけるものにしていくことが
重要です。

そのためにサービス業としての
園芸療法を学び、自分の経験、
スキルとくっつけていく
作業をしていきましょう。

私の園芸療法スクールは、
他スクールのボランティア向けの
園芸療法講座とは
少し違うと思います。

これから植物のお仕事を
されたい方の付加価値作りには
ぴったりの講座だと思います。

熱い想いのある方の
お役に立ちたいと思っております。

私と一緒により良い人生を
切り開いていきましょう！

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