西野 清子

にしの きよこ

代表講師

kotohogu garden

園芸療法士

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経歴・仕事への思い

はじめまして。
園芸療法士の西野清子です。

私はこれまで、20才の頃に地元兵庫県姫路市の大型園芸店に勤め、そこから生花店、ガーデン施工、園芸療法士、起業(高級造花のフラワーショップ)と29年の植物のお仕事を経験してきました。

そのうち、起業では現在10年目を迎え、2年前にコロナをきっかけに、たくさんの方を植物活動を通して元気にしたいという想いから、園芸療法のスクールを立ち上げました。
すぐにオンラインの講座を始め、現在では、全国の女性からお問合せやご受講いただいております。

そもそも私がこの植物業界に飛び込んだのは、20才の時に母が営んでいた飲食店の店先のお花の手入れを任されたことがきっかけでした。
私自身、全く植物の知識がなく、ガーデニングの本を見ながら、毎日お世話をしていました。

そうすると徐々に植物が成長し、とても形良く立派に育ち、お花もモリモリとつけてくれました。
初めてのガーデニングだったのですが大成功し、そこから植物の魅力にひかれ、どっぷりとガーデニングにハマってしまい、現在に至ります。

母のお店のお客さまも、毎回お花を見るのを楽しみに来店くださり、私にねぎらの言葉をくださいました。それがとても嬉しかったのを覚えています。

そのうちお客さまが、私に植物の育て方を聞いてこられるようになりました。

当時は認められたことや頼られることが嬉しく、店先で得意げにお教えしていました。
お客さまが喜んで帰られる姿を見て、お役に立てたという達成感で心が満たされたのを記憶しています。

その経験が、植物の仕事に就きたいという気持ちに繋がり、この世界に入りました。

地元の大型園芸店が私の植物仕事の始まりとなります。
生き物を扱うだけに大変厳しい店長の元、修行のような毎日で体力的にも大変でしたが、お客さまの反応がダイレクトで見れ、毎日がとても充実していました。

その後も生花店や、ガーデン施工のお仕事なども経験しました。途中、結婚出産で、お仕事ができない時期もありましたが、早く仕事に復帰したいと常に思っており、お仕事情報をインターネットなどで得ているくらいでした。

そしてある日、いつものようにインターネットでお仕事情報を集めていると、あるサイトから園芸療法の存在を知ることになったのです。

詳しく見てみると、園芸療法は、植物の力を用いたり、園芸活動をすることで、人々の心とカラダの機能回復や健康維持に役立たせる療法であると書いてありました。

それを読み、私の心に衝撃が走りました。

元々、人と関わる仕事は好きですし、それに自分の植物知識や経験が人を元気し、お役に立てると思うと、今すぐにでも学びたい!気持ちになり、すぐに園芸療法が学べる学校を探しました。

そうすると、奇跡的に同じ兵庫県の淡路島に、兵庫県が設立した園芸療法の学校があったのです。

ですが、詳しく要項を見てみると、当時はこの学校は全寮制ということでした。
私はその時1才の子どもがいましたので、寮に入るということは無理で、一瞬で希望が消えてしまいました。
泣く泣く諦めるしかありませんでした。

そして、しばらくしてから家庭の事情で広島に移住することになりました。園芸療法に対する気持ちはまだまだ冷めておらず、広島でも植物仕事の情報などを集めていました。

そうするとなんと、また奇跡が起こりました。

引っ越した先からすぐ近くの広島市南区にIWAD環境福祉専門学校(当時)という園芸療法の学校があったのです!

それも、園芸療法学会が認定している4校しかない学校(東京農大、千葉大農学部、淡路景観園芸学校、IWAD環境福祉専門学校)のうちの1校だったのです。

もうこれは神の導きとしか考えられませんでした。
私は速攻で学校に電話し、校長先生とお話しし、入学を即決しました。

子ども2人を預ける保育園も家から100mのところにあり、すんなり入園も決まりました。
全てがスムーズに進み、本当に見えない力に導かれているかのようでした。

入学後は、家事育児、学校生活と、毎日大変でしたが、先生方にお世話になりながら、仲間と楽しく学ぶことができ、
そして2年の学校生活を終え、卒業を迎える事ができました。

卒業後は、園芸療法士として広島市内の介護施設に就職し、法人内の施設で毎日、たくさんの方に園芸療法を実践させていただきました。

そこでは認知症の方も多かったですが、いつもにこやかに笑いのある園芸療法を心がけ、利用者さんに居心地の良いお庭作りや、環境にづくりに努めました。
私のつくった園芸療法ガーデンでは、毎日、利用者さんの奇跡のような反応も多々あり、私の今の宝物と言える素晴らしい経験もさせていただきました。

この辺りの園芸療法実践のお話は講義の中でたっぷりさせていただきます。

園芸療法という、私の心が震える仕事に巡り合って、本当に幸せだと思っています。

植物が私の人生を動かしてくれたように、人の心、行動、思考、そして人生を動かします。
そして、多くの方が園芸療法を通じて心が和んだり、毎日を楽しく希望を持って人生を進んでいけるよう願っています。

このことから、園芸療法を用いた植物のお仕事をされる方を増やしたいという想いで、園芸療法スクールおよび、園芸療法コーディネーター養成講座をおつくりしました。

私は現在、21才と19才の専門学校に通う娘がおり、ほぼ子育ても終わりました。
子育て真っ只中の40才で起業し、家事、育児、スクーリング、自身の事業の間で、闇雲に突っ走ってきました。

今思えば、その日その日を生きることに精一杯で、お恥ずかしいですが、周りも見えておらず、人生設計もないまま生きていたような気がします。

そして子育てもやっと終わり(後は学費を納めるだけ)、48才になった去年、これまでの自分の仕事のキャリアや、人生経験などを棚卸ししたところ、ある想いが出てきました。


「これからは自分がどんなことを乗り越えてきたかを伝えていくことが、誰かのお役に立てる仕事になるのではないか」

「女性がいつまでも元気で輝き続けられる方法は、いつまでも使命を持って働き続けること。そして誰かに喜ばれることなんだ」

「みんなそれぞれの輝く道があるはず。その道を見つけ出すお手伝いをしたい」

家事、仕事、子育てで一生懸命だった頃は、このようなことを考える余裕もありませんでした。

子育てが終わった今、ようやく自分の「使命」に気づけたと思っています。

園芸療法のお仕事は年齢を重ねるごとにご自身の人生経験がプラスされ、深みを増すお仕事です。

そして植物の癒しの力は、さまざまな分野のお仕事に取り入れることができ、新しいサービスや、価値づくりができます。

園芸療法は近年、認知はされてきましたが、お仕事として成り立たせている人はまだまだごく少数です。

しかし、コロナ後、植物の力が見直され、植物の市場も増えてきています。このことからも今が行動するチャンスなのです。

「気づいた時にいち早く行動すること」がこれからの生き方をより良くしていく分岐点となります。

ぜひ、私と一緒に園芸療法を通じて、楽しく充実した人生を送れるよう頑張りましょう!

◆女性の人生を豊かにする園芸療法&ガーデンセラピー

土に触れること、植物を育てること、ハーブをいただくことは自律神経を整え、メンタルヘルスにとって、とても有効です。

気持ちが整うと、日々の生活はもちろん、仕事やこれからの人生で起こる出来事にも前向きにチャレンジできることと思います。私自身も気持ちをリフレッシュしたい時に庭でガーデニングをし、植物の力を借りています。

病院にかかるほどでもないし、人に相談するのもちょっと・・・という時は自分自身のメンタルをコントロールする方法を知っておくととても助かります。

その手段として、ハーブを使った園芸療法やガーデンセラピーはとてもおすすめです。女性の人生を豊かにする植物活動として、楽しく元気の出る体験型のレッスンとして心を込めてお届けしていきます。

資格


◆上級園芸療法士
◆JAMHAハーバルセラピスト
◆グリーンアドバイザー
◆園芸装飾技能士
◆ガーデンセラピーコーディネーター1級
◆アーティフィシャルフラワーデザイナー
◆介護職員初任者研修修了
◆H27年度広島市創業チャレンジ・ベンチャー支援事業認定

メディア出演

■テレビ   
・RCC 中国放送  「NEWS 6」女性起業家特集  (2016・9)   
・HTV 広島テレビ 「テレビ派」        (2016・5)   
・TSS テレビ新広島 「みんなのテレビ」きらり人 (2016・7)   
・RCC 中国放送  「NEWS 6」ホワイトデー特集 (2017・3)   
・RCC 中国放送  「いまナマ!」ホワイトデー特集(2017・3)   
・TSS テレビ新広島「満点ママ」五日市ぶらり旅 (2017・8)   
・NHK 広島放送局 「お好みワイドひろしま」  (2018・5)   
・HOME 広島ホームテレビ 「5UP]        (2018・12)
・HOME 広島ホームテレビ 「5UP]        (2021・1)  

■ラジオ   
・FM廿日市(2017・3)(2018・5)   
・FM廿日市「さのっちパラダイス」(2017・4)   
・広島FM「GOOD JOG+」(2018・6)  

■新聞   
・中国新聞SELECT

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